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34.61 View

コマンド set viewsplot の視線の角度を設定します。これは、グラ フ描画の 3 次元座標をどのように 2 次元の画面 (screen) に投影するかを制 御します。これは、描画されたデータの回転と拡大縮小の制御を与えてくれま すが、正射影しかサポートしていません。

書式:

     set view <rot_x> {,{<rot_z>}{,{<scale>}{,<scale_z>}}}
     show view

ここで $<$rot_x$>$$<$rot_z$>$ は、画面に投影される仮想的な 3 次元座標系の 回転角 (単位は度) の制御で、最初は (すなわち回転が行なわれる前は) 画面内の水平軸は x, 画面内の垂直軸は y, 画面自身に垂直な軸が z となっ ています。最初は x 軸の周りに $<$rot_x$>$ だけ回転されます。次に、新しい z 軸の周りに $<$rot_z$>$ だけ回転されます。

$<$rot_x$>$ は [0:180] の範囲に制限されていて、デフォルトでは 60 度です。 $<$rot_y$>$ は [0:360] の範囲に制限されていて、デフォルトでは 30 度です。 $<$scale$>$splot 全体の拡大縮小率を制御し、$<$scale_z$>$ は z 軸の拡大縮 小のみを行ないます。スケールのデフォルトはどちらも 1.0 です。

例:

     set view 60, 30, 1, 1
     set view ,,0.5

最初の例は 4 つの全てをデフォルトの値にしています。2 つめの例は縮小率 のみを 0.5 に変更しています。

set ticslevel も参照してください。


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Shigeharu TAKENO
2003年 1月 16日