書式:
set function style <style> set data style <style> show function style show data style
全ての線、または点の描画スタイルで使用される描画タイプ (すなわち、線で は実線、点線、色など、点では円、四角、十字など) は、plot や splot コマンドで指定したものが使われるか、あるいはその出力形式 (terminal) で 利用可能な描画タイプが順番に使われていきます。どんなものが利用可能かを 知りたければ test コマンドを使ってください。
2 列より多くの情報を必要とするスタイル (例えば errorbars) はいずれも 'splot'、あるいは関数の plot では使うことが出来ません。boxes とす べての steps スタイルは splot では使えません。不適当な描画スタイル が指定された場合、それは points に変更されます。
2 列より多くの情報を持つ 2 次元データに関しては gnuplot は使用可能な errorbar スタイルを適当に選択します。plot コマンドの using オプ ションは、描画するスタイルに適切な列を指示するのに使えます。(ここでは "列" (column) という言葉は、データファイル中の列と、using のパラメー タリスト中のエントリの両方を指すのに使用します。)
3 列のデータに対しては xerrorbars, yerrorbars (または errorbars), boxes, boxerrorbars のみが使用可能です。他の描画スタイルが使われて いる場合はそれは yerrorbars に変更されます。boxerrorbars スタイル は箱の横幅を自動的に計算します。
4 列のデータに対しては xerrorbars, yerrorbars (または errorbars), xyerrorbars, boxxyerrorbars, boxerrorbars のみが使用可能です。他 の描画スタイルは yerrorbars に変更されます。
5 列のデータに対しては boxerrorbars, financebars, candlesticks のみが使用可能です (最後の 2 つは主に金融相場の描画用のスタイルです)。 他の描画スタイルは描画前に boxerrorbars に変更されます。
6 列、7 列のデータに対しては xyerrorbars と boxxyerrorbars のみが 使用可能です。他の描画スタイルは描画前に xyerrorbars に変更されます。
誤差表示 (error bar) に関するより詳細な情報に関しては plot errorbars
の項を参照してください。