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34.33 Mxtics

x 軸の小目盛り刻みの印は set mxtics で制御されます。set nomxtics によってそれを表示させなくすることが出来ます。同様の制御コマンドが各軸 毎に用意されています。

書式:

     set mxtics {<freq> | default}
     set nomxtics
     show mxtics

これらの書式は mytics, mztics, mx2tics, my2tics に対しても同じ です。

$<$freq$>$ は大目盛り間の、小目盛りによって分割される区間の数 (小目盛りの 数ではありません) です。通常の線形軸に対してはデフォルトの値は 10 で、 よって大目盛り間に 9 つの小目盛りが入ることになります。default を指 定することによって小目盛りの数はデフォルトの値に戻ります。

軸が対数軸である場合、分割区間の数はデフォルトでは有意な数にセットされ ます (10 個の長さを元にして)。$<$freq$>$ が与えられていればそちらが優先さ れます。しかし、対数軸では通常の小目盛り (例えば 1 から 10 までの 2, 3,

..., 8, 9 の刻み) は、9 つの部分区間しかありませんが、<freq> の設定は

10 とすることでそうなります。

小目盛りは大目盛りが一様に配置されている場合にのみ使えます。大目盛りは set {x$\vert$x2$\vert$y$\vert$y2$\vert$z}tics コマンドによって任意の場所に配置できるので、そ れが明示的に指定された場合には小目盛りは使えないことになります。

デフォルトでは小目盛りの表示は、線形軸ではオフで、対数軸ではオンになっ ています。その設定は、大目盛りに対する axis$\vert$border{no}mirror の指定を継承します。これらに関する情報については set xtics を参照し てください。


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Shigeharu TAKENO
2003年 1月 16日