FvwmAudio − FVWM オーディオモジュール |
FvwmAudio は fvwm によって実行されるのでコマンドラインから の呼び出しでは動作しませ ん。 FvwmAudio は、 ファ イ ル .fvwmrc から以下のように呼び出します: Module FvwmAudio ま たは、fvwm のポップアップメニューに以下のように登録しま す: AddToMenu Module-Popup "Modules" Title + "Audio" Module FvwmAudio + "Auto" Module FvwmAuto 200 + "Buttons" Module FvwmButtons + "Ident" Module FvwmIdent + "Banner" Module FvwmBanner + "Pager" Module FvwmPager 0 3 |
モジュール FvwmAudio は fvwm ウィンドウマネージャ と 通 信 し、ウィンドウマネージャの動作をオーディオ音声に割り当てま す。任意のウィンドウマネージャの動作を別々の音声に割り当て ら れます。 FvwmAudio は任意の外部の音声再生プログラムを使 えますので、よってそれ自身のための特別な音声ライブラリ API を必要としません。その設計は単純で、単に音声ファイル名を個 々の動作に割り当て、その動作が起きたときに音声再生プログラ ムに適切なファイル名を与えて実行するだけです。 FvwmAudio には、rplay ライブラリのサポートも組み込まれてい ます。 |
FvwmAudio は、fvwm(1) が起動時に読むの と 同 じ ファ イ ル .fvwm2rc を読みこんで、以下の設定オプションを探します: |
*FvwmAudioPlayCmd /usr/bin/X11/demos/auplay |
これは、実際に音声を再生する外部の音声再生ソフトを 設定します。再生コマンドを builtin-rplay と設定 し た 場合は、組み込まれた rplay サポートが使用されま す。例: *FvwmAudioPlayCmd builtin-rplay |
*FvwmAudioDir /usr/lib/sounds |
これは、音声ファイルを探すディレクトリを指定 し ま す。このオプションは、rplay が使用される場合は無視 されます。 |
*FvwmAudioDelay 5 |
これは、前のイベントの後少なくとも 5 秒経った後 で 次の音声イベントが起こった場合にのみ再生することを 意味します。猶予 (delay) 時間内の音声イベントは 無 視されます。このオプションは、同時にいくつもの音声 を再生したくない場合に便利でしょう。デフォルトの猶 予 時間は 0 で、猶予時間が無効であることを意味しま す。 |
*FvwmAudioRplayHost hostname |
これは、どのホストで音声の再生をするかを指定 し ま す。 hostname は、環境変数 $HOSTDISPLAY でも設定で きます。このオプションは、組み込み rplay サポー ト のみで有効です。 |
*FvwmAudioRplayPriority 0 |
これは、音声が再生されるときに、その音声に割り当て る優先度を指定します。このオプションは、組み 込 み rplay サポートのみで有効です。 |
*FvwmAudioRplayVolume 127 |
これは、音声が再生されるときに、その音声に割り当て るボリュームを指定します。このオプションは、組み込 み rplay サポートのみで有効です。 |
*FvwmAudio window-manager_action audio_filename |
これは、個々のウィンドウマネージャの動作に音声ファ イルを割り当てます。 *FvwmAudio startup TaDa.au *FvwmAudio shutdown Elvis_Left.au *FvwmAudio unknown doh.au *FvwmAudio add_window drip.au *FvwmAudio raise_window swoosh.au *FvwmAudio lower_window swoosh.au *FvwmAudio focus_change boing.au *FvwmAudio destroy_window explosion.au *FvwmAudio iconify ploop.au *FvwmAudio deiconify ploop.au *FvwmAudio toggle_paging fwop.au *FvwmAudio new_page beam_trek.au *FvwmAudio new_desk beam_trek.au *FvwmAudio configure_window huh.au *FvwmAudio window_name beep.au *FvwmAudio icon_name beep.au *FvwmAudio res_class beep.au *FvwmAudio res_name beep.au *FvwmAudio end_windowlist twang.au |
呼び出しの方法については、「形式」の節に書かれています。コ マ ンドラインからの呼び出しはできません。 FvwmAudio はウィ ンドウマネージャ fvwm から呼びださなければいけません。 |
fvwm が起動/再起動するときにちょっとうるさくなります。 |
This module is heavily based on a similar Fvwm module called FvwmSound by Mark Boyns. FvwmAudio simply takes Mark’s original program and extends it to make it generic enough to work with any audio player. The concept for interfacing this module to the Window Manager, is original work by Robert Nation. Copyright 1994, Mark Boyns and Mark Scott. No guarantees or warranties or anything are provided or implied in any way whatsoever. Use this program at your own risk. Permission to use this program for any purpose is given, as long as the copyright is kept intact. |
こ のモジュールは、Mark Boyns による同様の Fvwm モジュール FvwmSound に (強く) 基づいています。 FvwmAudio は、Mark の オリジナルのプログラムを単純に受け継ぎ、そしてそれを任意の 音声再生ソフトで動作するくらいに一般性を持たせるように拡張 しています。ウィンドウマネージャとこのモジュールの相互のや りとりに関する概念は、すべて Robert Nation のオリジナル な 仕事によるものです。 1994 年の Mark Boyns と Mark Scott による著作物です。いか なる保険も、いかなる保証も、そしてそれ以外の何ものも、全く どんな方法でも与えられませんし暗示もしません。このプログラ ムはあなた自身の責任で使用してください。このプログラムは、 この著作権がこのまま保持されている間はどんな目的であっても その使用が許可されます。 |
Mark Boyns (boyns@sdsu.edu) Mark Scott (mscott@mcd.mot.com) |