FvwmTile − FVWM ウィンドウのタイル張り |
FvwmTile は fvwm によって実行されるのでコマンドラインから の呼び出しでは動作しません。 |
このモジュールは、現在のスクリーンのウィンドウを、ある程度 の窮屈さでタイル張りしようとします。各ウィンドウが互いに重 ならないように水平方向と垂直方向のタイル張りが行わ れ、 デ フォルトでは各ウィンドウはその最も近いリサイズの増分にサイ ズが変更されます (ときどき 2 つのタイル張りされたウィン ド ウの間にすきまができることに注意 -- これが理由です)。 |
FvwmTile は、メニューかポップアップメニュー、またはボタン から呼びだすのが一番でしょう。積み重ねを抑制するのに使われ るいくつものコマンドラインオプションがありますが、それは以 下で説明します。例えば、FvwmTile を以下のような引数つき で 呼びだせます: FvwmTile -h 10 10 90 90 こ の 呼 び 出しでは、スクリーンの左上からパーセント単位で 10x10 の位置から 90x90 までの位置に作られる枠内に、水平 方 向にタイル張りされます。 コマンドライン引数は、以下のように FvwmTile に渡されます。 |
−a |
これは、WindowListSkip スタイルが定義されて い る ウィンドウも含めてすべて のスタイルのウィンドウ に作用します。 |
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−desk |
これは、現在のスクリーン上のウィンドウの み でなく、デスクトップのすべてのウィンドウが細い滝の ように並ばさせます。 |
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−h |
これは、水平方向にタイル張りさせます (デフォル トは垂直方向)。 |
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−m |
これは、最大化されたウィンドウにも影響を与えま す (−all に含まれる)。 |
−mn arg |
これは、タイル張りの方向に、最大 arg のウィンド ウ でタイル張りします。より多くのウィンドウが存在する 場合、新しい方向の行または列が作られます (結果とし て行列が作られる)。 |
−noraise |
これは、ウィンドウの浮き上げを抑制し、深さの順序を そのままにします。 |
−noresize |
これは、ウィンドウのサイズ変更を抑制し、ウィンドウ のサイズをそのままにします。 |
−nostretch |
これは、タイルに合うようなウィンドウの成長を抑制し ます。よってウィンドウはタイルに合うように縮みます が、広がりはしません。 |
−r |
これは、ウィンドウの並びを逆順にします。 |
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−s |
これは、sticky ウィンドウにも影響を与えます (−all に含まれる)。 |
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−t |
これは、一時的なウィンドウにも影響を与え ま す (−all に含まれる)。 |
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−u |
これは、タイトルのないウィンドウにも影響を与え ます (−all に含まれる)。 |
以上のスイッチを除き、 4 つ以下のコマンドライン オ プションを与えることができます。最初の組は、最初の ウィンドウを置く、ずらし位置の x と y 座標です (デ フォルトでは 0, 0)。次の組は、タイル張りの領域枠の 右下の絶対的な座標を示します。数字の後ろに p を 付 けた場合、それはピクセル値として評価されますが、そ れ以外はスクリーン全体に対する百分率であるとみなさ れ ます。各パラメータに 0 を指定するのは、それに何 も指定しないことと同等になります。 |
ウィンドウがタイル張りされている間にウィンドウを削除 す る と、もしかすると良くないことになるかもしれません。 |
Andrew Veliath |